場内散歩その5 中山の内馬場編
中山競馬場は東京競馬場と同様に馬場内で馬券を楽しむことができます。
馬場内はスタンドの喧騒を離れ、長閑に競馬を楽しめる場所です。
このページでは中山競馬場の馬場内の様子をご紹介いたします。
中山競馬場の馬場内への入り口です。東京競馬場のように屋外観戦エリアの一角に大きく口を開けて存在します。
スロープを降りて突き当りに見えるのは案内標識。馬場内広場まで100m歩きます。
ご覧のように中山競馬場は船橋法典駅とこの地下道でつながっていて、船橋法典駅から来場した人はスタンドまで足を運ばずに馬券を買うことができます。
馬場内で馬券を買って当てて払い戻してそのまま帰る。クールな遊び方です。
しかし実際は、馬券を買って当たらなくて腹が減ったからスタンドへ行って飯を食ってそのまま帰るというパターンも想定しなければなりません。むしろ生起確率が最も高いでしょう。
標識は全て右を示し右傾化が顕著ですが、左側へ進むと中山競馬場メインスタンドB1Fにつながっています。
さて標識どおり右へ100メートル進むと馬場内投票所に到着。馬場内投票所を通って馬場内広場に出るようになっています。
ここでは広場に出る前に、ちょっと投票所に立ち寄る事にします。
画像で紹介していませんが、周辺に飲食店、ターフィーショップそしてGⅠ焼きという今川焼風のお菓子を売っているお店もあります。
馬場内の馬券売り場と侮るなかれ、この立派な造りを。
東京競馬場の馬場内にある投票所は自動券売機の数は豊富ですが、建物自体はどことなく仮設っぽいつくりです。一方中山競馬場の内馬場の投票所はご覧のとおり本格的な仕様です。
馬場内投票所は地下1階にあり、そこから階段を上ると目の前には賭博場と思えない憩いの空間が広がります。
東京競馬場の馬場内もかなり良い雰囲気ですが、中山競馬場の馬場内も負けてはいません。見事な開放感です。都心にこれだけ空の見える場所はありませんよ。
ここなら子どもを安心して遊ばせる事ができますし、自身も平日の精神的な疲れを取ることができそうです。
ターフィー君が子ども達に優しく御挨拶。見ていてほのぼのしますねー。
理想的な休日の昼下がりが目の前に広がっています。
スイッチオフモードのターフィー。人形の設計の都合でしょうが、肩をいからせてガラの悪い態度に映るのがおかしいですね。
東京競馬場の馬場内はフジビュースタンドと正対する造りなので、スタンドの歓声が直撃するのですが、中山競馬場の馬場内はスタンドとの距離があるので、歓声が余り聞こえません。
気が付けばメインレースが終わっていた事もありました。のどかな週末を楽しむために中山競馬場を訪れる選択肢があっても良いかもしれません。