2016年

1月

09日

ジャパンカップ観戦記 前編 パドック

今回はジャパンカップ当日の東京競馬場の様子をご紹介します。

 

パドックを中心に国際G1レースらしい雰囲気をお伝えできたらと思います。

ジャパンカップ 東京競馬場

JAPANCUP G1

 

この日東京競馬場を訪れた人に、え?今日ジャパンカップだったの!?という人はいないと思います。

 

しかしこの広告があるからジャパンカップを楽しむスイッチがオンになるというもの。競馬ファンのやる気スイッチを押してしまう魔力を帯びた広告です。

東京競馬場 パドック ジャパンカップ

この年のジャパンカップは上位が拮抗したメンバーで行われました。

 

軸を定めるのは危険。ボックス買いをするには手広くなりすぎる。連勝複式馬券では払い戻しの旨味が乏しい。

 

ギャンブルの悪魔に誘導されるように思考は一か八かの三連単勝負に収束してゆく。

 

何で勝負するか決断は後回しにして、まずはこの1年の中央競馬で主役を務めたサラブレッドの雄姿を眺めることにしました。

 

私と似たような、いやもっと高尚な事を考えている人たちがズラリと並びパドックを囲む。視線は緩斜面の底を周回するサラブレッドに注がれている。

ジャパンカップ パドック 藤沢和雄

ジャパンカップは国際G1競走で世界各国の強豪が世界トップクラスの賞金を求めて東京都府中市へ集うレースです。

 

そのためパドックは他のG1競走より国際色が豊かになります。

 

画像中央には国際派調教師の藤沢和雄氏とペルーサの馬主である山本英俊氏。

ジャパンカップ パドック 金子真人

暮れの大井競馬場で行われる東京大賞典も国際G1です。春の東京競馬場で行われる安田記念も国際G1競走です。

 

ですが国際G1としての年季が違うというか、ジャパンカップが日本で行われる国際競走で最も華やかです。主催者側のやる気が桁違いなのかもしれません。

 

場内の至る所がいつもと違ってお金持ち仕様になっていて、何というか背筋が伸びる雰囲気があります。

 

その雰囲気はパドックに凝縮されているかもしれません。同じ東京2400mで行われる日本ダービーとはちょっと違います。

 

どことなく映画やテレビドラマの創作で見たことのある社交場の雰囲気みたいなものがあります。

 

ちょっとだけ話はそれますが、若い競馬ファンはピンと来ないかもしれませんが、大人の品格は大小問わず社交場のような場所で試されます。

 

高価な服で着飾っていてもそのような場所でその人間が何者なのか、これまでの生き様が露呈します。

 

だから若人よ、よく学びよく遊べ。

 

画像中央に金子真人オーナーが写っています。

ジャパンカップ パドック 近藤利一

こちらは近藤利一氏とその関係者たちに挨拶をする岩田康誠騎手。

 

近藤氏らしい独特のオーラを放っています。なお岩田ジョッキーはこの日はアドマイヤデウスに騎乗です。

 

先述の金子真人氏に近藤利一氏それに関口房朗氏を加えた「金近関キンコンカン」三氏がG1戦線を賑わしたのも過去の話。

 

関口氏は馬主の世界から退出、そしてアドマイヤデウスはこの日10番人気。競馬界の勢いの変化を物語る数字で無常感を感じます。

ジャパンカップ パドック ラブリーデイ

馬の写真を紹介してまいります。

 

まずは天皇賞秋を先行押し切りで優勝したラブリーデイ。

 

ジャパンカップでも番人気に支持されました。

ジャパンカップ ラブリーデイ その2

日本馬限定のG1レースばかりで、外国に日本の大レースを開放せよという圧力が強かった時代のジャパンカップには、その時代において世界の大レースを勝った馬が地球上の至る所から府中市に集まってきました。

 

凱旋門賞馬、ブリーダーズカップターフ優勝馬、豪州の大レース優勝馬などが出走するので、天皇賞秋を勝ったくらいでは中々大本命に支持してもらえませんでした。

 

現在は数多くのG1競走が国際レースに指定されましたが、世界の強豪馬が府中にやってこなくなったという皮肉な結果になってしまいました。

ラブリーデイ ジャパンカップ パドック

国内G1を連勝して1番人気に支持されたラブリーデイの実力は確かなものでしょうが20年以上前のジャパンカップでは何番人気に支持されていたか興味があります。

 

画像右にスマートな振る舞いで存在感を放つ池江泰寿先生が写っています。

ヒットザターゲット 小牧太 ジャパンカップ

これぞ男の背中。いぶし銀と言わせるには10年早い。剛腕健在の小牧太騎手とヒットザターゲットのお尻です。

ショウナンパンドラ ジャパンカップ

ショウナンパンドラと池添謙一騎手。

 

この後に大仕事をしてしまうわけですが、この日のパドックでは既にその気配を漂わせていました。

 

だからパドックを見ていた人はジャパンカップを当てたんじゃないかな?私はダメでしたが。

 

この後ゴールドシップを取り上げる予定でしたが、思ったより長くなってしまったので次回のエントリーに回したいと思います。