レースコース概要
川崎競馬場のビッグレースの一つである川崎記念はJpnⅠです。
中央競馬で2,000mを超えるダートのビッグレースはありませんので中央競馬所属の中でもトップクラスの馬が参戦してきます。
川崎記念以外の交流戦も盛んで、中央競馬でお馴染みの騎手が川崎によく出張しています。
回り 左
一周距離 約1,200m
直線距離 約300m
2014年12月15日開催よりダートコースの砂がリニューアルされました。
産地は青森県東通村尻労(ひがしどおりむらしっかり、と読みます)です。因みにこれまでは青森県六ケ所村出戸、野辺地町の砂が使われていました。六ケ所村といえば・・・。東通村尻労はどういう場所なのだろう。
川崎競馬場の砂の産地を調べてみた。(連携ブログへ移動します。)
砂厚は85mmで従来と変更はありません。
川崎競馬では交流GⅠ川崎記念をはじめエンプレス杯、関東オークス、全日本2歳優駿など多くのビッグレースが行われます。
大井競馬場に近いことから馬と騎手の遠征が活発で、写真のように大井の帝王的場文男騎手も度々川崎競馬場で騎乗してくれます。
川崎の主要競走は1,600mと2,100mに集中しているので、それら2つの距離の傾向を掴み対策を練ることが川崎競馬を攻略する上で欠かせません。
川崎競馬場は伝説の騎手佐々木竹見さんの所属競馬場でした。
佐々木さんの功績を称え、2003年から佐々木竹見カップジョッキーズグランプリという地方競馬と中央競馬のトップクラスのジョッキーが競うレースが毎年1月(原則として川崎記念の前日)に行われています。
中央競馬のワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)に相当する大会で、抽選で決まった馬に騎乗してレースを2戦行い、着順に応じてもらえるポイントを競います。
中央競馬からは東西リーディングジョッキーが毎年参戦する事になっていて、上の写真は岩田康誠騎手と蛯名正義騎手が参加した年のものです。
興味深いのは勝負服。
岩田騎手は地方出身なので自分の勝負服を持っているので見慣れた姿ですが、蛯名騎手のマイ勝負服は滅多にお目にかかれません。
佐々木竹見カップジョッキーズグランプリにはそういう面白さもあります。
重賞競走
4月
クラウンカップ SⅢ 1,600m
5月
川崎マイラーズ SⅢ 1,600m
6月
関東オークス JpnⅡ 2,100m
7月
スパーキングレディC JpnⅢ 1,600m
8月
スパーキングサマーC SⅢ 1,600m
9月
戸塚記念 SⅡ 2,100m
10月
鎌倉記念 SⅢ 1,500m
11月
ローレル賞 SⅢ 1,600m
ロジータ記念 SⅠ 2,100m
12月
全日本2歳優駿 JpnⅠ 1,600m
1月
報知オールスターC SⅢ 2,100m
川崎記念 JpnⅠ 2,100m
3月
エンプレス杯 JpnⅡ 2,100m